2017.05.02 はる
ついさっき。
 
陽とぶら~ぶら散歩しつつ、ふと思った。
 
つい1年ほど前までは
 
人、自転車、車、犬…
 
ビックリしたり不安に思ったりすると突進して、リードが張れば力の限り吠え、二本足で立ち上がり目が血走った。
 
社会の見学のはずのお散歩は、陽にとっては刺激の洪水で…
 
慣れるとか慣らすとか、そんなレベルの話ではなく。
 
外に出る度にパニックのようになる陽を前に、無力感に苛まれた。
 
 
人が何の気なしに言ったであろう言葉に傷ついて、腐ったりもした。
 
そうこうしているうちに、はたと気づいた。
 
私は陽に、何を求めているんだろう?
 
 
知らず知らずのうちに
 
私は陽に、多くを求めすぎたんじゃなかろうか。
 
なにか1つだけ、求めるとしたら…
 
 
答えは実にシンプルなものだった。
 
 
ただ穏やかに日々を過ごしてほしい。
 
 
教室のデモドッグをつとめてほしいとか
 
外に出しても恥ずかしくないとか
 
そんなもの二の次だと気づいた。
 
ただただ純粋に、犬らしく。
 
その考えに至った時に、今までの頭のもやのようなものは消えていった。
 
その頃から陽に対して、やたらトレーニングをするのはやめた。
 
散歩も無理せずに、家の庭から外を眺めたり、道の前の街路樹のチェックくらいに留めた。
 
室内でも出来る、冷静さを助けるあそびをたくさん取り入れた。
 
段々と落ち着きを取り戻した陽と、すこしずつ外へ出る時間を増やしていった
 
 
陽に求めるのをやめてから、私にも余裕がうまれた。
 
 
余裕は、陽に更なる落ち着きを与えてくれた。
 
 
期待するってコトが、時に相手を追い詰めることもあると気がつけた。
 
 
だから、私はあまり期待をしないことにした。
 
 
文章にすると、うまく伝わらないかもしれないけれど…
 
 
あきらめているとか、そんなネガティブな意味合いではない。
 
 
色んな、可能性は信じている。
 
でも、期待とは、すこしちがう。
 
それが、強制めいたり、おしつけだったりすると良くないと思う。
 
 
たのしみ。
 
純粋に、行く先をたのしみにしている。
 
見守る、ってこういうことかもしれない。
 

 
 
 
 
 
 
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