その他もろもろ編

Q 拾い食いのやめさせ方

 A リードがついている状態なら、犬が行く先を常に見る事で落ちているものを先にみつけます。

 おやつ等を持っているのならそちらで気を引いている間に通り過ぎましょう。

 拾う経験をすればするほど、拾い食いするようになっていきます。

 まずは拾えないように目を光らせる事が必要です。

 落ちている物よりも飼い主の方が魅力的になってしまえば、落ちているものに興味をひかれなくなります。

 食べ物ではないものを口にする場合は内臓疾患の可能性もあるので、まずは病院へ。



Q しつけで使うおやつの止め時

 A 段階的に無くすことは可能です。

 ただし、ある日突然になくすとやる気もなくなります!

 ごほうびを食べ物から日常的な動作に変えていく所から取り組んでもよいでしょう。

 お散歩が好きな子なら…扉の前で、おすわりまてをする→扉が開く、お散歩に行ける!

 これは十分ごほうびになります。

 犬がふだん何を好んでいるのか、今何をしてほしいのかを考えて取り入れてみるとよいですよ♪



Q 避妊去勢手術は必要か

 A 手術をしなければ、雌としての行動、雄としての行動は年齢に応じて出てきます。

 何をよしとするかで必要かそうでないかは変わります。

 手術をした時のメリット・デメリットを挙げておきます。

 メリット→発情時の精神的不安定さからの解放
       関連臓器の疾患の予防
       マーキングの減少
       繁殖行動に関わる攻撃行動の減少

 デメリット→麻酔時のリスク
        繁殖不可能
        太りやすくなる(…と言われていますが、正しい食事管理を行えば問題ありません)

 個人的な意見としましては…

 未避妊未去勢で抱えるストレスの大きさから考えると、してあげた方がよいと思っています。
 
 が、時期については諸説あります。

 愛犬の手術には立ち会いましたが、最近の医療器具は出血量も比較的少なく、術後の経過も良好なようです。

 我が家雄犬の場合は手術開始~終了(メスを入れた瞬間~縫い終わるまで)までは15分程度でした。

 出血量も想像していたよりはるかに少なく、術後傷口は全く気にしていませんでした。

 これは個体差があるので、気にする子は自分で抜糸してしまうこともあります;



Q 骨を与えても大丈夫か
 
 A 犬によりけりですが、あまりおすすめしません。 歯が折れることがあります。

 歯髄が露出して、化膿してしまったら残る処置はほぼほぼ抜歯処置です。

 骨以外でも牛のひづめ、鹿の角などで破折の報告があります。

 与える際は自己責任で!
お家の外(お散歩)編

Q 急にガタガタと震えだしたときの対処法

 A 何かに恐怖して固まっているなら、対象との距離をとりましょう。
 
 対象が『音』等距離がとれないなら、安心ができる場所まで退避します。

 飼い主はアタフタせずに、落ち着いて行動しましょう。

 飼い主が焦ると、犬はその状況を『危険』と判断して、よりパニックになる恐れがあります。

 特に対象が決まっておらず、突発的に出る場合は震えが『発作』の症状の可能性もあります。

 こちらの呼びかけに反応がない、急に震えだしたのに時間がたつとパタッと震えが止み、何でもなかったように歩き出す

 …などの場合は疑わしいので、動画等で記録し動物病院に診せることをお勧めします。



Q お散歩でおやつを使うと食事が進まない

 A お散歩中に食事(フード)が使えるのなら、おやつではなくフードを使います。

 フードにおやつの匂いを移して使うこともできます。
 
 また、いくつかのフードを使い分けておやつとして使うこともできます。色々な方法をためしてみましょう!

 フードを食べないから、といっておやつをトッピングしたりすると

 『食べなければおいしいものが追加される』と覚えてしまうのでおすすめしません。



Q 病院に行くと待合室で鳴く、看護師さんや先生に吠える

 A 病院=嫌なところ、というイメージが強いようです。

 可能ならお散歩ルートに組み込んで…

 病院が近づくとおやつ・病院の前でおやつ・入口でおやつ・待合室でおやつ・先生を見たらおやつ・先生に直接もらう…

 と段階的に慣らします。

 一気に進めずに、確実に『平気』でいられるところから始めます。

 実際に診察に行く回数よりはるかに多く、練習で出向いて良い経験をすることが大切です。




おしまいにその他のご質問~!
トイレ編

Q 指定の場所でしない

 A 1か所で排泄するという習慣を犬は持っていないので、教える必要があります。

 排泄しやすい環境から整えましょう!

 寝食の場所から離れていて、落ち着いて排泄できる場所

 排泄前にくるくると回る行動をするので、回るのに必要十分な大きさのトレーやサークル

 ふかふかした感触の物にする傾向があるので、新聞紙等よりもペットシーツの方がお勧めです。

 起床後、飲食後、運動後など排泄のタイミングで用意した場所につれていき促しましょう。

 成功したら、ほめる。失敗は淡々と片づけて叱ったりしないこと。

 地道にコツコツ取り組むのが近道です。



Q 食糞する

 A まずは病院で内臓に問題がないかをチェックしましょう。
 
 内疾患を抱えていると未消化の便が出やすく、それにより食糞を誘発することもあります。
 
 内部寄生虫(お腹の中の虫)がいても同様ですので、まずは健康診断を。
 
 健康に問題がないなら、食糞の原因は
 
 『食べた時の飼い主の反応』 『やることがなくて暇』 『食事量が足りていない』 などが考えられます。

 口にしてしまったものについては大騒ぎせずに放っておきましょう。
 
 口にすると飼い主の気が引ける!と思えば食糞は続きます。

 うんちをしたらおやつ等で気を引き、見ていない間に片づけます。

 目の前で片づけると、執着している犬はより早く食べようとするので注意が必要です。

 食事量は同じ犬種、同じ体格でも生活スタイルや年齢によって変わります。

 フード袋裏の表記はあくまでも目安なので、自分の犬にあった量を与えましょう。



Q 留守番の時に排泄を我慢している

 A 基本的には我慢ができなくなれば排泄はしますが、中には膀胱炎を起こすほど我慢する犬もいます。

 無理なく我慢できる時間は犬によって様々ですが、過ぎた我慢はよくありません。

 どうしてもしない場合は、人に頼んで間で排泄をさせてもらいましょう。

 お世話代行(ペットシッター)に依頼するという手もありますよ!




お次はお家の外編!
お手入れ編

Q 耳掃除の仕方
 A 耳の構造は私たち人間とは違います。
 
 耳の穴から突き当りまで綿棒などを入れても鼓膜を傷つけることはありませんが、擦りすぎは炎症を招きます。

 基本的には人差し指にイヤーローションをしみこませた柔らかい布等を巻き
 
 その布で目に見える範囲の汚れをやさしくふき取ります。

 小さな犬は鉗子に布を巻きつけて使ったりしますが、傷つけないように注意しましょう。

 耳に異変があるときは、頭をふる、すりつける、手足で耳の付け根をかく等の行動がでてきます。

 耳の匂いがいつもと違うときは要注意です。酷くならないうちに病院に行きましょう。

 犬種によっては耳道の中に毛が生えて通気が悪くなる犬種もいます。

 自分でケアも可能ですが、心配ならプロに相談しましょう。



Q はみがきの道具について
 
 A 犬は虫歯にはなりにくいのですが、歯垢・歯石の付着で歯周病を発症しやすく重度になると歯が脱落してしまいます。

 それをふせぐには歯と歯肉の境目を清潔にする必要があります。

 犬の口に合ったサイズの歯ブラシを用意しましょう。指サック状のものもあります。

 人の子供用歯ブラシ、犬用歯ブラシ、布状の物…何を使わなければならない、というわけでもありません。

 犬の練習のレベルにもよるので、状態によって使い分けましょう。
 
 まずは歯磨きガムや歯磨きペースト、マウスウォッシュからスタートしてもよいでしょう。

 歯石をスケーラーで削ることもできますが、歯の表面が傷つく恐れがありますのでお家でのケアとしてはお勧めしていません。




Q 冬のお風呂はいつ入れるのか

 A お家シャンプーならば、天気の良い暖かい日中にしたほうがよいでしょう。

 水気はドライヤーを使ってよく乾かします。

 自然乾燥では毛先は乾いていても、根本が濡れていますのでそのままにすると体調を崩す原因になるので注意しましょう。

 


まだまだ続く~

次はトイレ編!
人との関わり編



Q 手足顔をいつまでも舐める。途中でやめさせたい。

 A 双方の衛生上、顔をなめるのはあまり良いとは言えませんが…

 やめさせたいときは『やめて』『おしまい』など決まったフレーズを口にした後に距離を取り

 物理的に舐めることができないようにします。

 繰り返し行うと、『やめて』というとその後に舐めることが出来なくなるので

 やがて『やめて』だけでやめるようになるでしょう。

 やめてくれたときは大いに褒めることをお忘れなく!

 何をしてほしくないのか、ではなく何をしていてほしいのか、を教える方が犬にとっては親切です。

 舐める以外に何をしていてほしいか考え、それが出来るように導いてあげましょう。



Q とびつきをやめさせたい

 A とびつく理由は『とびつくと良いことがあるから』です。

 過剰に反応していないか、犬にとって良いことが起こっていないかを確認しましょう。

 とびついたら反応せず、その場を立ち去ります。

 とびつかずにいられた時だけかまってあげましょう。

 散歩中に会う人にとびつくのなら、リードをとびつけない長さに踏み『とびつきを成功させない』ことが大切です。



Q 特定の人に吠える
 
 A 好意的なのか威嚇なのかによって対応が変わります。

 早く会いたくて興奮して吠えるのなら、騒いでいる時は一切かまわないようにします。

 あきらめて静かになった時に、静かにかまいましょう。

 高いトーンの声や触り方が荒いと興奮させるので、興奮しない程度にとどめます。

 威嚇で吠えるのなら、イメージをよくすることが必要です。

 どうしても接触しなければならないのであれば、慣らしてもよいでしょう。

 今後接触しないような相手なら、無理に慣らす必要はないかもしれませんね…

 接触を避け『吠えずにいられる環境つくり』をしてあげる方法もあります。




お次はお手入れ編!です^^